RECRUIT
採用情報
CAREER STORY 03
「私」らしくあるために、働き続けたい。
この職場でなら、それが叶うと思うから。
育休中にもかかわらず、取材のために7か月の子を連れ、久しぶりに本社を訪れた斎藤。オフィスに入るやいなや、どこからともなく「わぁ〜おめでとう!」と歓声があがり、子を抱く彼女のまわりに上司や同僚たちの輪ができる。
社長をはじめ重役の面々も次々とやってきて、赤ん坊に「こんにちは」と優しく微笑みかける。その様子を見ているだけで、斎藤がここでどれほど周囲に好かれているのか、どんな人間関係がここにあるのか、伝わってくるというものだ。
新しい家族を迎え、育休前とは生活も大きく変わっただろう。育休中の感想を聞いてみると、「想像していたのと全然違いました(笑)。こんなに大変なんだ!って」と笑う斎藤。それでも数か月後には、1年ぶりの職場復帰を決めている。育児しながらもやはりここで働きたいと思う、その理由は何だろう?
復帰することに、迷いはなかっただろうか。本社近くの公園に場所を移して、話を聞いた。
career
- 2017年
- 地元銀行の営業勤務を経て、
2017年12月入社。 - 2018年
- SS販売チームの事務職として勤務。
- 2021年
- 2021年9月より育児休業中、2022年 9月より復帰予定。
※所属・記事の内容は、取材当時のものです。
頑張る人をサポートする、 事務の仕事が好き
出身は福岡県の筑紫野市です。大学時代は東京でしたが、「働く」ことを考えたとき、せっかくなら地元で、人の役に立つような仕事がしたいなと思って。そこで福岡のインフラ関連企業を探し、新卒で地方銀行の営業として就職しました。
ただ実際にいろいろな仕事内容を経験するなかで、自分は営業よりも、こつこつ事務的なサポートをするほうが合っていると感じるようになって。そこで事務職で転職活動をして、4年ほど前、縁あって相光石油に入社することになりました。
入社して1か月は、SSスタッフとしての現場研修から。異業種からの転職で知識が何もなかったので、現場の空気感を体験できたのは貴重でしたね。私は立ち仕事に慣れていなかったので、体力的になかなか大変で(笑)。現場の皆さんは1日中いつも笑顔で接客していて、すごいなと思いました。
その後は本社のSS販売チームに所属し、SS運営のサポート業務を担当しています。たとえばSSに飾るキャンペーン告知等のPOP作成や、SSの売上管理、会議の資料作成など。新しい設備や機械を導入するときの手配などにも携わります。SS研修で得た現場感は、今の仕事にもいろいろなところで役立っています。
パソコン作業がメインではありますが、その間にはPOPの内容についてSSの方と電話をしたり、機械のメーカーの方とやりとりしたりと、会話する機会も意外と多くて。いい気分転換になっています。私はデスクワークも、人と話すことも両方好きなので、どちらもできて楽しいですね。
裏方の地道な仕事も、見てくれている人がいる
やっぱり誰かをサポートするのが好きなので、自分の仕事に上司や同僚から「ありがとう」と感謝してもらえるのは一番嬉しいです。また、大きな仕事が終わった後にはしっかり評価してくれる環境があるのも、働くモチベーションになっているなと思います。
たとえば会社で利用しているあるサービスを変更するとき、そのサービスだけをすぐに変更できるわけではなく、関連する他のシステムも含めて検討しなければならないことってありますよね。実際に手続きを進める私たちは、そうした細かいところも含めて、首尾よく進めていく必要がある。なかなか目立たない舞台裏だと思いますが、そうした地道な頑張りも上司がしっかりと見て、評価してくれる環境なので、励みになります。
もちろん私の役割はサポートなので、どんな仕事も自分だけではなく、メインで動く方があってこそです。でもそのプロジェクトを進める中に自分がいて、頼ってもらえると、自分の存在意義が感じられるようで嬉しくて。すごくやりがいがありますね。
こんなに安心して、育休に入れる会社があるんだ
相光石油は、皆が優しくて、穏やかな会社だと思います。ピリピリしていないというか。特に本社は経験豊富な方ばかりなので、困っているとすぐに助けてくれて、すごく安心感があります。役職も関係なく、皆さん本当に気さくに話しかけてくれますし、こちらからも気軽に話しかけることができますよ。
育休も、職場の方々は嫌な顔ひとつせず、当たり前のように応援して受け入れてくれて。その背景には、会社が、職場の環境を前々から整えてくれていたことも大きいと思います。結婚が決まったころから、こちらから何を言ったわけでもないのに、部署の人数を増やしてくれたりしていて。すごい!と思いました。
実際、つわりの時期は体調がきつくて働けないときもありましたが、予め人数が増えていたことで対応をお願いしやすく、本当に助かりました。だからいざ育休に入るタイミングでは、もう安心して、育休に入れるという感じでしたね。「罪悪感を感じないでいい環境を、会社がつくってくれている……!」と感動しました。
プライベートの友人と話していると「妊娠中、体調がきつくても休めない環境だった」「育休に入るのも不安」という話を聞くこともあって。そう考えると相光石油は本当に社員のことを考えてくれている会社なんだな、と改めて感じました。
ただ私は家から会社が遠く、産後の復職は、少し迷いもありました。ちゃんと両立していけるかな……って。でも正直なところ、「辞めるのがもったいないな」と思っちゃったんです(笑)。皆さん、本当に優しいので。こんなに働きやすい職場は、なかなか出会えないだろうと思っています。
休日は、家族でいろいろなところに 出かけたい!
コロナ禍以前は、国内、海外問わず旅行へ行くのが大好きでした。ひとりで行くよりは、友達や家族と一緒に行って、わいわい過ごすのが好き。その土地土地の雰囲気を味わって、名物の料理を食べて、そこにしかない景色や建物を見て。皆とその感動を分かち合って、思い出を残すのが好きですね。
ただ、コロナ禍になってからは旅行もすっかりしにくくなってしまって。特に妊娠中はできるだけ外出しないように気をつけていたので、この1,2年はどこも行っていないですね。子が生まれてからも、もっぱら家で遊んでいます。最近はずりばいが始まったので、おもちゃで気を引いて、頑張ってずりばいの練習をしてもらう……というのがブームです(笑)。
でもコロナ禍が落ち着いたら、子どもと一緒にいろいろなところに旅行したいですね! 職場復帰してからも、休日には家族3人で公園へピクニックに行ったり、近場でもたくさんお出かけしたいです。平日には仕事を頑張る分、休日は子どもとの時間を思いっきり楽しんで、どちらも充実した暮らしを送っていきたいです。
未来を見据えて、私らしくあるために
復帰後は時短勤務にはなりますが、その中でも積極的に、いろいろなことに挑戦していきたいという気持ちです。たとえば給油機などSSの設備面も、自分の理解がもっと深ければ、できるサポートの内容も変わってくると思うので。業界の知識も事務の知識も、もっともっと学んでいきたいですね。
子どもが小さいうちはどうしても、生活に占める育児の割合は高くなると思います。でも、子どもは育っていく。その中で少しずつ、育児と仕事のバランスを調整していけたらなと考えています。将来のことを考えたら、やっぱり私は、働いていたほうが楽しいなと思うので。母としてだけではない、「私」としてのあり方というのかな。
育児しながら働くのは大変さもあると思いますが、完全に退職して、子どもが大きくなってから復帰するのにもまた、違った大変さがあるはず。もちろん考え方はそれぞれですが、働き続けることを選択した以上、今は頑張りどきなのかな、って。
でもこういう考え方になれるのは、やっぱり今の職場の、温かい眼差しがあってこそですね。社員をすごく大事にしてくれる会社の考え方を、身をもって実感できているから、ここで頑張ってみたいな、という前向きな気持ちにつながっているんだと思います。
ある1日の流れ
TIME TABLE[ 復帰後の時短勤務イメージ例 ]
- 9:30
- 出社 メールチェック、
POP作成等 - 13:00
- 書類作成、事務処理
POP配送手配等 - 16:30
- 終業
パソコンに向かって行うPOP作成や書類作成が主ですが、その合間には社内外の方々とのお電話など、会話をする機会も多いですよ。周りの方々も優しく、困ったときにはすぐに相談できる環境なので、とても働きやすいです。