相光石油株式会社
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CAREER STORY 04

考え方の「自由」がある、
この会社で働き続ける。

福岡支店 卸売課長 兼
SS販売チーム課長
永野 貴之 平成18(2006)年入社
introduction

オフィスでの取材を終え、階下にあるSS周辺で写真撮影へ。外の空気に触れてやわらいだ笑顔と自然な立ち姿に、SSスタッフ時代の永野貴之を見た気がした。
「家から近かったから。あとは車のことを何も知らなかったから、知りたいと思って」、学生時代に相光石油でアルバイトを始めたという永野。入社後はSSスタッフ、店長を経て、現在は福岡支店の卸売課長とSS販売チーム課長を兼任。各地の販売店SSの経営アドバイザー、かつ直営SSのスーパーバイザーとして活躍している。
知識が何もなかった状態から、どのように知識を身につけてきたのか。相光石油で20年以上、働き続けている理由は何か。さらに店長、課長と人をマネジメントする立場になり、新たに見えてきた景色とは──。福岡・平尾の福岡支店で話を聞いた。


永野 貴之

career

2003年
入社
2009年
熊本中央SS 店長に就任
2012年
大江SS 店長
2017年
昭和シェルロイヤルマネージャー(SRM)1級の資格を取得
2018年
福岡支店 卸売課長 兼 SS販売チーム課長

※所属・記事の内容は、取材当時のものです。

SS経営のコンサルタントとして、 各地の経営者に伴走する日々

現在は、主に九州各地の販売店サービスステーション(以下、SS)さまのもとを訪れながら、収益改善など、経営のコンサルティング業務を行っています。また当社の直営SSの運営管理も兼務しています。

販売店SSさまへのコンサルティングで大切にしているのは、その地域に根ざした戦略をご提案すること。近年ガソリンの需要が減っていると言われますが、例えば田舎のほうでは交通手段が限られているため、車の重要度はとても高い。さらに古い住宅が多いため、冬場に灯油がないと地域の方々が困るんです。だから需要はまだまだある。そうした状況をどう捉え、店を続けていくか。その戦略は地域ごとに違います。

そこで私たちが幅広く情報を集めて共有しつつ、そのSSならではの戦い方を個別にご提案する。各SSの経営者さまと対話し、それぞれのやり方を尊重しながら、より地域に沿ったビジネスプランをつくるお手伝いをする。新しい情報や知識を学び続けることは大変ですが、経営者に伴走する、やりがいのある仕事です。

福岡支店

始まりはSSスタッフから。育て、力を引き出してくれる社風を実感

相光石油と出会ったのは、18歳のとき。地元・熊本で社会福祉系の専門学校に通いながら、家の近くのSSでアルバイトとして働き始めました。車に興味はあったけれど、知識は何もなかったので、車のことを知りたいなと思ったのも理由でした。

先輩方からは、タイヤ交換やオイル交換、バッテリー交換、洗車、販売の知識などいろいろなことを教えていただいて。そのおかげで商品が売れるようになったら、今度は「永野、すごいな! どうやって売ったと?」と賞賛して、自分をのせてくれて(笑)。アルバイト時代に一番感じていたことは、この会社は自信をつけさせてくれる、ということ。働き始めたからには、必要としてくれる。育ててくれる。力を引き出してくれるんだという空気を感じていました。

就職活動では、福祉施設の実習にも行き、採用をもらう話もあったんです。ただ、給与面では迷いがあって。結婚して家庭を持って……と将来設計を考えていくと、少し不安がありました。一方で相光石油から入社の誘いがあったこともあり、トータルで考えて、より安心して自分の将来を描ける相光石油に入社しました。

社員としてのスタートは、植木SSのスタッフから。当時の店長は、「どんなにできない人でも見捨てない」「人の力が大切だ」という考え方を強く持っている方で。私がなかなか結果を出せずにいたときは、接客のロールプレイングにずっと付き合ってくれ、励まし続けてくれた。そんな店長の姿を間近で見ていたから、自分もゆくゆくは絶対店長になるんだ!という気持ちで、仲間と切磋琢磨して働いていました。

支店

ひとりの限界を知った、店長時代

永野 貴之

晴れて店長になったのは28歳のとき。店長になると、ヒト・モノ・カネの管理が重要になります。人材をどう育て、在庫をどうコントロールし、お金をどう管理し、SSをどう黒字化していくか。広い視野が必要になります。

ただ今思うと、店長になったばかりの自分はそうした気持ちだけが先走り、人を育てる力が足りていなかった。育てるよりも自分でやったほうが早い、と思ってしまって。結果、その数年後には、行き詰まりました。結局、ひとりの力には限界があるんです。その限界を突破するために必要なのが「チーム」の力であり、そのためにチームビルディングが大切なんだと、店長になって3店舗目のSSでようやく深く認識しました。

その背景には、自分が昭和シェルロイヤルマネージャー(SRM)の資格取得にチャレンジをしたこともあります。SRMは店長のさらなる経営力向上を目指す資格で、今でも1級合格者は、累計で全国に300人弱しかいない、厳しいものです。

SRMの勉強や試験で出張が続き、自分が長期で店にいられなかった当時、売上の実績をつくってくれていたのは現場のスタッフたちでした。その経験を通して、自分ひとりの限界や、部下の大切さを改めて思い知りましたね。そうしたスタッフの協力のおかげもあり、2度目の挑戦で念願の1級に合格することができました。


ここには、考え方の「自由」がある

永野 貴之

SSでは、基本的に会社から何かをやれと言われるのではなくて、みんなの力をあわせて自主的にやっていくような雰囲気です。その「みんなでやっていく」空気は、サッカーと似ているところがあるな、と思うことがありますね。

例えば、売上目標などの数字は、ひとりでやっても絶対に達成できない。だから協力する必要があるんですが、従業員にもいろんな人がいる。販売が得意な人もいれば、販売は苦手だけれど洗車やタイヤ交換などの作業が得意な人もいたりして。だから一人ひとり、自分の得意分野を言葉にして、共有するようにしているんです。

あなたは販売、あなたはタイヤ、と役割を言葉にすることで、みんなでチームとして盛り上がって、一致団結してやっていく。その結果、月の目標を達成したときはみんなで喜びますし、達成できなければみんなで悔しがります。そういう一体感は、サッカーのチームプレーと似ているところがあると思います。

この「みんなで」という感じ、最初にアルバイトした別のSSではなかったんです。従業員どうしの接点がほとんどなくて。だから相光石油に来たとき、「みんなで」という雰囲気があることに驚いて。自分にはこのほうが合っているな、と感じましたね。

その雰囲気を大切にしたいから、日頃の小さなコミュニケーションも大事にしています。スタッフの体調が悪そうなら「大丈夫?」とひと声かけるとか。一つひとつは本当にちょっとしたことですが、その積み重ねなので。やっぱり、長い時間を一緒に過ごすなら、楽しく働きたいじゃないですか。社長もよく、従業員どうしで目配り、気配りができていないと、お客さまに対しては絶対できん、と言うんです。本当にそうですよね。

自分が従業員とのコミュニケーションを大切にしているのは、高校の寮生活での経験もあるのかもしれない。当時、上下関係が本当に厳しくて。下級生は嫌な思いをすることも多かった。それで自分が3年生になったとき、「自分たちの代でもうやめよう」と言って、その関係性をやめたんです。だからSSでも、年齢も性別も経験も関係なく、みんなが、一人ひとりの得意を活かして、働きやすい雰囲気にしたい。せっかく一緒に過ごすなら、楽しくしたい。そういう思いが、根っこにはあるのかもしれないです。


キャンプや庭づくり、DIYに励む休日。海外研修などの楽しみも

休みの日は、家族で出かけたり、自宅で庭づくりやDIYをしたりしています。海でいろいろな形の石やシーグラスを集めて、庭の一角に敷き詰めたりとか(笑)。そうやって生活空間を気に入った場所にすると、日々を過ごしていても楽しいですよ。

あとはキャンプ。カングーという車に乗ってるんですが、年1回、阿蘇にカングーだけが集まるイベントがあって、毎年参加しています。そのイベントをきっかけに、全国の友達もできて。退職したら、妻とのんびり日本一周をしたいと話しています。

また、今はコロナ禍で中断していますが、もともと相光石油では海外研修が充実していて。入社3年目にグアム、6年目にシンガポール、10年目にハワイ。全部連れて行ってもらいました。家族も全員、連れて行ってくれて。ワイキキビーチで社長が「みんないつもお疲れさん」と。それ以外にも、周年などの節目には社員旅行があって。そんなふうに楽しみを提供したり、労をねぎらってくれる機会のある会社です。

働き方も、時代に合わせて大きく変わってきましたね。有給もきっちり取れますし、残業もほとんどしません。それでも収益を維持するために、効率的に働けるような設計を考え、仕組み化していて。若い世代も働きやすい環境ができていると思いますよ。


地域や周りの人々に、貢献できる生き方を

これからも学び続けて、次は支店のトップを目指したいですね。学べば学ぶほど経営に興味がわくので、いつかはM&Aに携われるような仕事ができたら、という思いもあります。自分が動いて企業を買収することで、その企業や、従業員を守れる。かつ、相光石油のチーム力も上がる。そこに自分が貢献できたら嬉しいなと思います。

今、この仕事をできていることには会社への感謝しかなくて。学生時代を振り返れば、自分は勉強もふるわず、自信がなかった。それを支えてくれたのが、相光石油だと思っています。だからこそ23年間、転職もせず働き続けられてきたのだと。学力や能力は、何も気にしないで入ってきても大丈夫。それは身をもって証明します。

これからの人生プランですか? 例えば退職した後に、地域の人たちの手助けになる活動ができればいいなと思います。地元の熊本でも、将来はますます高齢化や過疎化が進んでいく。そのなかで、自分も含め高齢者が集まるグループホームのような家を、友人と出資してつくり、運営する。専門学校時代の友人と、そんな話をしています。自分の知識や経験を活かして、地域の人に貢献できたら嬉しいなと思うんです。

「地域」のことを大事に見つめ直すようになったのは、やっぱり熊本地震の影響が大きいですね。自分も被害の大きな地域にいて、家が倒壊するなどの試練を負いました。あのとき改めて、インフラの安定供給は地域にしっかり根づいていないといかん、と思ったんです。衣料品や食料品はすぐに動かせるけれど、燃料は危険物なので、誰もができることじゃない。そういう意味でも、いろいろな地域で頑張っておられる販売店さまの力はすごく大きいですし、その販売店さまを伴走支援していく私たちもまた、地域の未来の重要な役割を担っているのだと思います。

永野 貴之

ある1日の流れ

TIME TABLE
8:15
出社 メールチェック、
見積を販売店さまへ送信
9:15
販売店SSを訪問のため移動
→各SSでの店主さまと商談、収益改善のコンサルティング等
(移動例)佐賀県・唐津→伊万里→武雄を回りながら、5つのSSを訪問
17:15
退社

「日によって、訪問先は変わります。SS販売店さまを回る日、直営SSを見る日、新規のお店を訪問する日など自分で考えて決めています。途中で連絡が入れば予定を変更することも。イベントがあればそこに入って自分で販売したりすることもありますよ」

先輩のキャリア
ストーリー

01
スマートカーウォッシュ熊本
AIステーションセルフ大江 店長
嶋田美香 さん
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02
AIステーションセルフ長浜
藤木 佑太 さん
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03
SS販売チーム サブリーダー
斎藤聡子 さん
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04
福岡支店 卸売課長 兼
SS販売チーム課長
永野 貴之 さん
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05
直売チーム 福岡エリア 主任
下司賢宏 さん
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